お買い物はこちら
レースの世界


プロローグ

テクノロジーの急激な進展と共に、私たちの生活環境は大きく変貌を遂げています。この激しい時代の流れの中で、人類の歴史や伝統文化にかかわりなく、誰でも自由に、好きな時に、好きな場面で、レースがふんだんに使われるようになりました。これはレースがもたらす心の安らぎを、私たち一人ひとりが心の奥底で感じているからにほかなりません。私たちの身近の空間にうるおいと豊かさをもたらすレースは、さらに幅広い分野で歓迎され、新しい用途が次々と開けてきております。

   当社ではその要望に答えて、おそらく世界で最大と思われるコレクションを常時在庫し、1メートルから数百、数千メートルのご要望に即納、もしくは短い納期で対応できる準備をととのえ、その一部をkuboriki.comで公開しております。どうぞはてしないレースの花園で、ひと時、ごゆっくり「花摘み」をお楽しみください。





ヒストリー

レースという言葉は、もちろん英語のLACEからきたものですが、その語源はラテン語のラク(LAQUEUE)から転じたとも言われています。この意味は「わな」とか「軸索」でレースが漁獲や狩猟に侯う網にその形状が似ていることから、この様に呼ばれるようになったのでしょうか。


レースの歴史をたどれば、紀元前の狩猟時代にまでさかのぼります。中世の手工業時代にレースは王侯貴族のもので庶民がレースを侯うことを禁じた時代もあり、織物の「王様」の名にふさわしいものです。 14世紀末から16世紀初めにかけて、白地白糸刺しゆうはさまざまに発展し、16世紀初頭、麻地に刺しゆうした刺しゆうレースは、より透ける方向が求められ、ほんとうのレースが生まれたのは1540年頃といわれています。それ以降これらのレースは、ベルギーのフランドル、イタリアのヴェネチア、フランスのアランソン、シャンティ等で発展してきました。


その後、18世紀に始まった産業革命を契機にレースの機械化が進み、経編機からボビンネット機が発明され、1813年にはジョン・リバーによって今日のレースの原型となっているリバーレース機が誕生しました。それからわずか20年後にはエンブロイダリーレース機も発明されています。


わが国の機械レースエ業は、大正時代末期に始まりました。きものの時代から洋装の時代となり、とくに第二次世界大戦後の衣生活の変化は活発なレースの需要を喚起しました。今やわが国は世界でも有数のレース産粟国となっています。また、年々輸出入も盛んになりエンブロイダリーレース、ラッセルレースの輸出、リバーレースの輸入などレースの国際交流も大きく行なわれております。





レースの区分

レースには色々な区分や呼び方がありますが、主にエンブロイダリーレースを基準にして分類してみました。巾や大きさによってリバーレース、ラッセルレース、トーションレースいずれも大体同じ様な用途に利用されています。

レースの区分

【巾・大きさによる区分】

  • 広巾レース
  • 中巾レース
  • 細巾レース
  • モチーフレース

【原料・素材や加工法による呼び名】

  • 綿レース、ケミカルレース、チュールレース、ストレッチレース、ナイロンレースなど

【原料・素材や加工法による呼び名】

  • 衣料用レース=アウターウェア(服地および服飾用)/インナーウェア(下着および附属用)/その他(スカーフ、ネクタイ、カラー、ハンカチーフなど)
  • インテリア用レース=カーテン、椅子掛/テーブルセンター、テーブルクロス/その他装飾用
  • そのほかに利用されるレース=ショール、パラソル、帽子、袋もの、寝装品附属用など

【原料・素材や加工法による呼び名】

  • オールオーバーレース、ボーダーレース、スポットレース
  • 玉レース、車レース、梯子レース、中レース